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梅雨明けの岩手へ その2

花巻市内観光のつづきです。

宮沢賢治の詩碑を後にして、次はこちらに向かいました。

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高村光太郎記念館です。
実は、到着したのはすでに午後4時。閉館は午後4時半! あと30分しかありません(> <)
急げ急げという感じで、記念館の中を見学。
展示されていたのはもちろん光太郎の彫刻作品。

企画展として展示されていたのは、あの智恵子抄で有名な智恵子さんの切り絵作品の数々でした。
精神を病んだ智恵子さんが、入院生活をしていたときの作品なのですが、どの作品もとってもかわいらしくてきれいでした。

記念館の展示もよかったのですが、私が見たかったのはこちら。

梅雨明けの岩手へ その2_e0263536_12380087.jpg


記念館の隣にある、光太郎が晩年を過ごした建物、高村山荘です。
この白い壁の建物、実は山荘そのものではなく、山荘を保護するための覆いとして作られたもの。
そしてそして、その覆いの中に、さらに地元の人たちが材料を持ち寄って作ったという、覆いのための建物があり、その中に山荘があるという...
はっ(@o@)! 三層構造の山荘だ!!  というダジャレは置いといて...

実際に光太郎が暮らしていたのは、こんな粗末な小屋でした...

梅雨明けの岩手へ その2_e0263536_12382523.jpg

小屋は、すべてガラス越しにしか見ることができないので、写真がうまく撮れない。
二層目の建物と三層目の建物との間を、ぐるっと歩いて見学することができます。

梅雨明けの岩手へ その2_e0263536_12392408.jpg

小屋の離れにある、お手洗い。
お客様を楽しませる工夫があったそうで。
壁に彫られた「光」の文字。

このお手洗いの裏に回ってみると...

梅雨明けの岩手へ その2_e0263536_12393828.jpg

光が透けて見えました。
質素な生活をしながらもこんな洒落たセンス。
さすが芸術家。

山荘をぐるっと見学したところですでに閉館時間。
この施設、この山荘の周りにも、光太郎が使っていた井戸や、展望台など、見所があるらしいのですが、残念ながらそこまでは行けず...
私としては見たかった山荘を見ることができたので満足(^^)


花巻観光はこれにて終了。
お宿に向かいます。
今回のお宿は、花巻温泉のさらに奥、川の上流にある台温泉。ホテル三右エ門さん。

花巻温泉は大きなホテルが立ち並ぶ温泉街ですが、この台温泉は、本当に昔ながらのいい感じに鄙びた温泉街。
お風呂は源泉かけ流しで、とっても成分が濃そうなお湯でした。
ホテルの部屋数が少ないので、お風呂でほかのお客さんと一緒になることもあまりなくて、の~んびりと足を伸ばして入ることができました。
あぁ~気持ち良かった~。

夕食はお部屋で。

梅雨明けの岩手へ その2_e0263536_13141636.jpg

ものっすごい量だった!!
このお膳のお料理も食べきれず、この後出てくる予定だったご飯とデザートはお断りしてしまいましたよ(^^;

お腹パンッパン。ごちそうさまでした♪

長い記事になってますが、ようやく1日目が終了。
2日目に続きます。







by mimizo0603 | 2016-08-02 12:51 | おでかけ

かえるもネコもあまり出てきません


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