吉永南央「まひるまの星」

先月読んだ本。
今年の7冊目。

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紅雲町珈琲屋こよみシリーズ5作目。

杉浦草(そう)が、珈琲豆と和食器の店、小蔵屋を構える市の夏祭りでは、町内会毎に山車が出される。
紅雲町の山車を保管する山車蔵の移転話が持ち上がり、移転先の候補地として、小蔵屋の駐車場が。

本来であれば、草が店をやめたら、土地を提供する約束だった。
山車蔵が建ってしまえば、店の営業に支障が出ないわけではないので、他の候補地はないかと思案をめぐらせたところ、廃工場の跡地が浮かぶ。
だが、この土地の向かいの鰻屋の清子は、なぜか草を目の敵のようにしており、工場跡地への山車蔵の移転には強硬に反対する。

なぜ清子が草に冷たくあたるのか、工場跡地への山車蔵の移転に反対するのはなぜなのか。
その理由を探る草は、紅雲町の一部の住民により隠蔽されてきた、ある問題に行き着く。




毎作、お草さんの丁寧な暮らしぶりに心引かれるこのシリーズ。(私には絶対できない生活…)
もちろんそれは今回も健在ですが、今作では、お草さんと鰻屋さんの間の確執の原因を探ることから、町の秘密にたどり着いてしまう、ミステリー的な要素が強かったです。

このお話の中心となった、鰻屋さんのお孫さんのキャラクターが、なんとも好ましかったな。
是非、次作からも登場してほしいです。


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by mimizo0603 | 2018-07-01 06:44 | ほん | Comments(0)

かえるもネコもあまり出てきません


by mimizo0603
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