阿部智里「玉依姫(たまよりひめ)」

読書記録も滞っております(^^;

7月に読んだ本。
今年の9冊目。

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八咫烏シリーズ5作目。

前作までの舞台は八咫烏の暮らす山内(やまうち)という世界でしたが…
今作は一転、現代日本。



高校生になったばかりの志帆は、両親を早くに亡くし、祖母と二人暮らし。
志帆の前に、母方の叔父と名乗る人物が現れ、母の故郷である山村で催される祭りを見物に来ないかと誘われる。

それまで、母の生い立ちについては何も聞いたことがなかった志帆は、その誘いに好奇心をそそられる。

祖母には村へ行くことを反対されるが、それを押しきり、独りで祭りを見るために村へと向かう志帆。

生まれて初めて訪れる土地で、降りるバス停を間違ってしまい、雨の降る湖畔の人気のない場所で次のバスを待つ志帆の前に、突如、不思議な少年が現れ、村へは行ってはいけないと言う。

少年と話をしている間に、志帆を心配した叔父がバス停まで迎えに来たのだが、気がつけば少年の姿は消えていた。


少年は一体何者で、なぜ志帆が村へ行くことを止めようとしていたのか…



ここから八咫烏の世界へとどうつながるのかしら?
という疑問から始まったお話。
読めば読むほど「はぁ、そうきますか!」てな感じで、どんどんその世界にはまっていく、というか、はまらされるというか。

またまた一気に読み終えてしまいました。

あとがきによれば、このお話がそもそも八咫烏シリーズの原点だったそうで、著者がこのお話を書いたのが、高校生のときだったそうな!
いわば、主人公の志帆の目線??
えー!!どれだけの才能だよ(o゚Д゚ノ)ノ


このシリーズは、一作読むごとにその世界観ががらっと変わる印象があったのですが、原点となった今作を読むことで、八咫烏の世界観がまた大きく変わりました。
いやはや、本当に面白い!

次の作品が待ち遠しいです。







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by mimizo0603 | 2018-09-04 18:00 | ほん | Comments(0)

かえるもネコもあまり出てきません


by mimizo0603
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