宮部みゆき「過ぎ去りし王国の城」

8月に読んだ本。

今年の10冊目。

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中学3年生の真(しん)。
家のお使いで行った銀行で、子供達の絵が展示されているコーナーを眺めていると、その隅に明らかに子供が描いたものではない、リアルな古城の絵が貼られているのが目についた。
帰り際、もう一度その絵を見ると、床に落ちて、しかも踏まれていた。
それを拾った真は、なんとなく行員に届けることもできず、家に持ち帰ってしまう。

夜、自室でその絵を改めて眺め、古城の手前に描かれている森に触れたときに風を感じる。

ひょっとしたら、この絵に自分のアバターを書き込めば、その世界に入れるのではないかと気付いた真だったが、自分には画力がない。
美術部に所属する同級生、珠美にアバターを描いてもらうことを思い付いた真。
彼女とは面と向かって話したこともなく、アバターのことも単なる思い付き。

彼女にどう説明してアバターを描いてもらうのか、本当に絵の中に入ることができるのか…




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宮部さんの描くファンタジーの世界に、ティーンエイジャー。
テッパンの組み合わせ。
やっぱり面白くて、一気に読んでしまいました。



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Commented by chiwari-yuki-y2 at 2018-10-05 02:04
宮部みゆきさんは、最初期の頃から、一時期すごく読んで、
文庫は全部持っていたくらいだったけど、
どのあたりでだったかな~なんだか冗長になった感じで読まなくなって…
でも、このあいだ(←といってもずいぶん前)、ちょっと読んだらまたおもしろくて^^
本当の少年とは違う、あくまでフィクションの少年だと感じるけど、
そのフィクションの少年が、これぞ少年のイメージなんだよね。
この本、文庫になったら、わたしも買って読んでみる♪
Commented by mimizo0603 at 2018-10-05 14:22
> chiwari-yuki-y2さん
これ、すでに文庫版ですよ~(^^)

宮部作品でティーンエイジャーが出てくるファンタジー物って多いけど、この作品はある意味オーソドックスな感じかなぁと思いましたよ。
「英雄の書」や「悲嘆の門」みたいな複雑な世界観でもないし、「ソロモンの偽証」みたいな優等生の主人公でもないし。
とても読みやすい作品だと思います。
by mimizo0603 | 2018-10-03 23:18 | ほん | Comments(2)

かえるもネコもあまり出てきません


by mimizo0603
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